- サイトTOP
- 貿易お役立ち情報
- あなたも、関税を多く払いすぎていませんか
貿易お役立ち情報
2019/07/10
- コラム
- 輸入手続き
- 通関
- 関税
あなたも、関税を多く払いすぎていませんか
最近問い合わせが多い案件にHSコードの見直しがあります。
問い合わせには2つの種類があります。
・一つ目の事例
同じ商品の輸入申告にもかかわらず税関によってHSコードが違うために関税率が違うというものです。
つまり某税関では無税で輸入許可になっているが、他の税関では有税ということです。税関に話をすることも考えたのですが、今まで無税で許可になっていたものが有税になってしまったら困るので、そのままにしているそうです。とはいえ、本当はどちらであるかを知ったうえで、無税が正しいのであれば、当然に無税で申告したいということでした。
数年前にも同様の依頼があり、商品の材質、形状、用途等の情報を揃えてもらい、『勝てる』と確信したので、事前教示を行いました。
その結果、『無税』という結果を『勝ち取り』、相当額の関税を支払わなくても良いことになりました。
筆者:木村 徹(物流・貿易研究所)